北区にて大量のベランダタイルパネルを取り外して回収

　大規模修繕に伴ってベランダを片付けてほしいというお客様からのご依頼で東京都北区までお伺いしてきました。

　片付けてほしいものはというと、ベランダに敷き詰められた大量のジョイント式のタイルパネルです。ベランダと書きましたが一部ルーフバルコニーもございましたね。

　大量…そう、大量でした。角部屋でルーフバルコニー付きの物件のベランダ・バルコニー部分の全てに敷き詰められておりました。いつも一般的な3LDK / 80平米のベランダ面積10平米くらいの物件であれば作業員1名で対応するのですが、今回は70平米程ありましたので作業員3名で対応させていただきました。

　一般家庭用のベランダジョイント式タイルは1枚あたり30㎝四方で作られており、重さが大体2キロ程度となっております。これが70平米ともなると単純計算で770枚近くになります。想定総重量1.5トン越！あらかじめ分かっていたので腰への負担を軽減するベルトを装備して作業しました。

　春めいてきたとはいえ、まだまだ寒い日中ですが作業が始まると上着を着ていると暑くて仕方がありません。ひたすらに一枚ずつ取り外しては床から剥がしてを繰り返し、3時間ほどかけて全てを剥がし終えました。

　実は剥がす作業よりも搬出する作業の方が大変だったりいたします。あまり台車に載せすぎると台車のコントロールが難しくなるので1回あたり60キロくらいを目安に搬出していきます。マンションの廊下って普通に歩いていると気が付きませんが、ほんの少しですが傾斜があるんですよね。この傾斜があるおかげで水たまりが出来ないのですが、重量物を載せて台車を操作している時は結構やっかいなんです。物件によってはこの傾斜が結構きつかったりして、そんな時は腰がねじれそうになりながら台車を押す感じになりますね。

　全てを無事に搬出して最後に簡単に掃き掃除を行い、作業は終了となりました。

　街中では桜が咲き始めております。いよいよ春ですかね。