7月も後半だというのに、例年と比べるとこころなしか涼しい日々が続きます。6月頃のニュースでは今年は史上最高の猛暑になる!とか報道されていたような…

 便利屋のお仕事をするにあたっては嬉しい気候と言えますが、日々の生活に影響が出ないか心配です。水不足・野菜の高騰など…また暑ければ暑いほど便利屋の仕事(過酷だから人にお願いしたい!という類のご依頼)が増えるのであまりに冷夏なのも考えものです。

冷蔵庫回収
 さて、朝一番で冷蔵庫、洗濯機、その他大きな絵画などを回収してきました。

 お引越しに伴う不用品の処分で、粗大ゴミとして出そうと思ったらしいのですが、リサイクル家電は自治体で粗大ごみとして受け付けていないことを存じ上げなかったそうで、当店にご依頼をいただきました。

 リサイクル家電法はリサイクル可能なパーツ、金属などを取り出して再利用することを目的とされております。適正にリサイクルをすれば限りある資源、限りある埋立地(処分場)を使用しなくて済むので本当に良いことずくめなのです。

東京都の埋立地の限界は近い未来に

 東京23区の埋立地(最終処分場)は現在、中央防波堤外側処分場と新海面処分場の二カ所があるのですが、中央防波堤外側処分場は2030年前ごろに、新海面処分場を含めても2065年頃にはいっぱいになってしまうと言われております。

 ただし所説ございまして、リサイクルなどでゴミを減らす努力を徹底すれば(当然ですが)処分場がいっぱいになるのをかなり遅らすことが可能と言われております。

 ちなみに新海面処分場が最後の埋立地とされているので、こちらがいっぱいになった時はゴミの処分方法を本当にどうするかを考えなくてはなりません。

 僕の世代が直面する問題ではないかもしれませんが、僕の子供たちは間違いなく直面するであろう問題です。便利屋も意識をもってゴミを減らす努力をしなくてはならないと思っております。

 当店にご依頼いただいた粗大ごみ、または(言葉は悪いですが)ゴミ屋敷・汚部屋などから出る大量のゴミは中間処分場というところに持ち込まれます。

中間処分場とは?

 中間処分場というところはどういうことをする場所かと言いますと、ゴミを「減容化」する場所です。

 わかりやすく例えると箱などで中身が空洞の物をそのまま埋め立ててしまうと、すぐに場所がいっぱいになってしまいます。また資源として活用できるものをそのまま埋め立ててしまうのも、場所・資源ともに、この上なく無駄なことになります。

 なのでリサイクル可能なものは徹底してリサイクルする、焼却可能なものは焼却する、出来るだけ破砕して容量を小さくする、といったことを中間処分場でして、そのうえで最終処分場に持ち込まれるわけです。

 上記のように埋め立て容量の限界もありますので、今後はリサイクルする物の品目が増えたり、よりリサイクルに関する法律が厳しくなっていくと思われます。

ゴミ問題の将来は

 今後、日本は人口が減っていくと言われておりますが、それでもゴミの問題はなくなることは考えられません。今現在に出来る一番良いことはリサイクルを徹底する、リユース出来るものはリユースする。そして物を大切に使うことでしょうか。

 捨てればゴミ、分ければ資源、というのはゴミ捨て場に書いてあった言葉ですが、その通りなのだと思います。一人一人が分別の意識を徹底して、リサイクル家電はしっかりとリサイクルに出す(不法投棄などはもってのほかです)。使えるものは大事に使う。

 未来への負の遺産を残さない為にも、意識をもって行動したいものです。

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東京都江東区の便利屋です。ファミリー江東木場店では、不用品回収、ゴミ屋敷の片付け、お引越しのお手伝い、遺品整理、エアコンの取り外し・回収、その他さまざまな便利サービスを提供しています。是非、一度ご利用ください。

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