江東区にてレンジフードのクリーニングをしてまいりました。

 レンジフードのクリーニングはエアコンと並んで人気がありますね。頑張ればご自身でも出来ないことはないとは思いますが、作業中の姿勢のキツさや、年数を経て樹脂化してしまった頑固な油を落とすは結構な力仕事なことを考えると、やはり当店のような業者に依頼を下さる方が多いようです。

レンジフードビフォー
レンジフードアフター

 レンジフードのクリーニングは全面のカバー(フード)とフィルター、そして内部のシロッコファン(多翼ファン)など、外せるものは外してクリーニングいたします。

 ファンが収まっていた内部には油汚れがべっとりと。こちらの油が本当に頑固でなかなか落とせないので、スクレーパー(プラスチックのへら)などでこそげ落としていきます。この部分とファンに溜まった汚れがレンジフードのクリーニングで一番大変なところでしょうか。

 こちらは清掃して組み上げてしまうと見えなくなってしまうので、組み立てる前にお客様に確認していただきます。キッチンが廃油の臭いで臭い!なんて場合はこちらに汚れが溜まっている場合が多いですね。

 ご確認いただくことで、お客様の精神衛生上の問題も解決です。

 あんまり同業他社のタレこみとかはしたくないのですが、以前クリーニングしてもらったんですよ、とお客様から聞いたレンジフードが、ファンは掃除した形跡があっても、こちらのファンケース内部をやっていないのではないか?という疑惑にかられる物件にあたることが、たまーにあるんです。組み立てる前にご確認いただくのが一番ですね。

最近のレンジフード事情

 例えばエアコンは後付けのもの、というのもあって10年から15年くらいで取り換える物だというふうに捉えていらっしゃる方が多いと思われますが、レンジフードはどうでしょう?あまり交換するものだという意識を持っていらっしゃる方は少ないと思われます。

 レンジフードは冷蔵庫・洗濯機のような「家電」と違って「設備」ということになると思いますが(エアコンはこの中間でしょうか)あまりクローズアップされませんが、家電と同様、レンジフードも年々進化しているのです。

 クリナップさんの洗エールレンジフードなんかは給湯口にお湯を注いで、ボタン一つでフィルターとファンを自動でお掃除してくれるのだとか。

 他にもリンナイさんのOGRシリーズはファンの前に「オイルスマッシャー」というものを設置することにより、油をファンにたどり着かせないレンジフードを発売していらっしゃいます。

 ごくごく簡単に説明すると、オイルスマッシャーと呼ばれる高速回転するディスクが煙に含まれる大半の油をキャッチすることによりファン本体を汚さないという仕組みだそうです。結局のところシロッコファンの形状がお掃除難度を上げているわけで、このオイルスマッシャーは簡単に取り外しが出来て、かつ簡単に洗えるのだそうです。

 今後、レンジフードのお掃除依頼が来て(お客様はこの性能を知らずに)「OGRシリーズ」を掃除することになったら、お掃除はだいぶラクだろうなー、などと不届きなことを考えてしまいます。

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