エアコンの取り外し・回収（ちょっと特殊な設置）

　マンションの大規模修繕にともなって処分したいというお客様から、取り外し・回収のご依頼をいただきました。大規模修繕にともなうエアコンの取り外し依頼は多いですね。

　現場に伺って状況を確認すると、ちょっと特殊な設置状況でした。基本的にはエアコンは室内機を取り付けた、すぐ近く（基本4ｍ以内）に室外機を設置しなくてはなりません。

　最近のマンションはエアコンを設置することを前提に設計されているので、どの部屋にも室外機置き場があるのですが、昔の建物の中には室外機の置き場所など考慮されていない建物があります。

　戸建ての場合は3階などでも1階まで配管を引っ張ってきて室外機を設置することにより問題が解決できるのですが、マンションの場合は室外機置き場が室内機設置場所の壁裏の外の部分にない場合は、色々セオリー外の事をして設置しなくてはならなくなります。

　写真を見るとお分かりになるかもしれませんが、配管がとても長かったのです。今回の場合は配管を延々と伸ばしてベランダから玄関近くのお部屋まで引っ張り込んでおりました。

　この方法だとエアコンは動作をするのですが、色々とトラブルが発生しやすくなります。

　一番は結露によって出る水の排水。エアコンの排水はドレンホースというホースを使って排水させるのですが、このホースが年数を重ねると汚れによって詰まってしまうことが多いのです。

　3階から1階のように真下に排水ホースを設置する場合はいいのですが、室内を平行気味に（極力若干の傾斜をつけつつ配管を取り付ける）配管を通しても、やはり汚れが詰まって、エアコン本体から水が漏れてくるなどのトラブルの発生確率は高くなります。

　お客様にも伺ったところ、やはり水漏れがあって使ってなかったとのことでした。

　配管が長く、多少時間がかかりましたが、無事に回収して参りました。

　便利屋ファミリー江東木場店では、エアコンの取り外し・回収も行っております。詳しくはエアコン取り外し・回収プランのページを参考にしていただければと思います。特殊な設置状況でも場合によっては普通に外せる場合もございます。現場に伺って、事前に伺った状況と違う場合でも、追加料金が発生する場合は作業前に必ずお伝えいたします。

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