洗濯機置き場の扉を取り外し

　お住まいによっては洗濯機置き場が収納の中にあるような物件がございます。

　感じ方は人それぞれだと思いますが、当方が初めて見たときは「湿気がこもってカビが生えたりしないのかな！？」なんて思ったものですが、この仕事をしていると結構よく見かけるので、さすがにそんな問題はクリアしているのでしょうね。洗濯機がお部屋にどーんとあると生活感が出てしまうというか。

　このタイプの洗濯機置き場のメリットは、やはりお部屋がすっきりと見せられるということでしょうね。単身者向け物件に多いような気がしますが、ファミリーサイズの物件もたまに見かけます。話が少しそれますが仕事柄、色々なお家にお邪魔させていただきますが、いわゆる「オシャレ」な家というのは生活感がウスい気がします。当方宅なんかは生活感が隠し切れないのでオシャレとは程遠いような気がしますが（汗）。

　デメリットは洗濯機を設置するのが大変ということでしょうか。それが今回のご依頼に繋がってくるのですが、斜めドラムの洗濯機は扉を取り外さないと入らなかったりします。二層式洗濯機も設置できないことが殆どでしょうね。

　以前にも書いたことがありますが斜めドラム式の洗濯機がこれだけ市場で幅を利かせ始めたのは割と近年なんですよね。それ以前に建てられた物件は基本的に縦型ドラム一層式の洗濯機を設置する前提で建てられた建物が殆どです。なんでギリギリ縦型ドラム一層式の洗濯機を置けるだけの設計の洗濯機置き場は斜めドラム式の洗濯機を設置する際に苦労する場合が多いんです。

　洗濯機置き場の収納扉は折り戸タイプが多いですね。今回もこのタイプでした。観音開きタイプもありますが取り外しは折り戸タイプの方が難易度があがります。

　取り外した後、お客様のご指定の場所に置いて作業は終了です。洗濯機を設置後、再度扉を取り付けるご依頼が殆どですが、今回は扉を取り付けると閉めると洗濯機に干渉してしまうことが懸念されたので、扉は取り外したままでよいとのことでした。

　斜めドラム式の洗濯機の設置は特殊作業がある場合は購入した配送業者さんにお断りされる場合も多いです。お困りの場合はご相談いただければと思います。