お引越しの料金は不明瞭だという声を聞きます。
作業する側の人間としては他店舗さんのお見積りに、お客様が「高すぎるよ!」という内容も、伺ってみると「まあしょうがないかな、それくらいするかな」なんて思う見積りもあったり、逆に「安すぎるのではないか?後で追加料金とか請求されるのではないか?」という話もあったりしますね。
実際に作業後に追加料金を請求されたケースもあったそうです。便利屋としてはお金のことでもめるのは絶対に嫌なので、見積りの段階と違う話が出てきたら、作業前に料金の追加を伝えるなど、お客様にご納得いただけるように作業を進めることを心がけておりますが。
結局のところ、お客様が簡単に考えすぎていても、作業をする業者としては時間がかかりすぎる、リスクが大きすぎるといった時に料金の面でもめることとなるのです。そういったことを回避するためには、やはり事前のヒアリングが大切なのだと思います。
では具体的にお引っ越しにおいて、どのような場面で料金が高くなるのでしょうか?一般の方にもわかりやすい順番で書いていきます。
荷物が多い
一番お客様に理解していただきやすいところで、こちらが挙げられます。
業者サイドが用意したトラックに載せきることが出来れば、多少荷物が増えても大丈夫な業者も多いのですが、運びきれない分量を当日に追加されたり、運ぶリスクのある大きな家具・家電などを当日に追加されたりする場合は料金が高くなります。
お荷物に対して十分な積載力のある車両を用意すると料金が高くなりますから、基本は「このくらいあれば間違いなく載せられるだろう」という車両で業者は対応します。
階段作業が多い
階段作業が多いと作業員への負担がかかります。単純に台車が使えないのでダンボールにしてもせいぜい二つくらいまでで階段をひたすら往復しなくてはなりません。
階段が狭かったりすると傷をつけたりしないように気を遣うので、さらに大変です。外階段か内階段(戸建てやメゾネットタイプの室内階段)などでも難易度(料金)は違ってきます。
家屋損傷を防ぐために念入りな養生作業が必要になる内階段は料金が上がります。
車両が近くに停められない
このあたりからお客様に事前説明での料金を理解していただきにくくなります。
お引越し作業において、この横持ち作業(室内から車両までの距離が遠い場合の作業の事)が何よりも厳しいのですが、お客様の中には「50mくらいだからすぐだよ」と考えられる方もいらっしゃるようです。
50mを重い荷物を持って、何往復もするとどれくらいの距離を運ぶことになるのか、どのくらい大変かを分かってくださる方は分かってくださると思いますが、いかんせん理解していただけない方もいらっしゃいます。
伺った時点でお荷物がまとまっていない
お荷物がまとまっていない(梱包作業が終了していない)と運び出す(車両に積み込む)ことが出来ないのですが、作業当日、お伺いしても荷物がまとまっていない方がよくいらっしゃいます。
勿論、大した量でなければ問題なく運び出すのですが、明らかに生活していたままの状態やダンボールに入れてないでゴミ袋に入っただけの状態などでは運び出すことが出来ません。
極力壊さない容易に気を使いながら作業を進めるので時間もかかります。またダンボールに入れていないと積み上げることが出来ないので、積載量が本当に少しになってしまうのです。
梱包を終えていないと作業時間が大幅にかかる為、追加料金は必須です。場合によっては作業をしていただけないことすらありますので、ご自身で梱包をするプランを選択した場合は必ず梱包を終えた状態で車両の到着を待ちましょう。
まとめ
その他、旧居が(衛生上問題のあるレベルで)極端に汚れているなど、特殊な状況で料金が発生することがございます。
一番いいのはやはりしっかりとしたお見積りを出してもらって、当日まで状態を変化させないことでしょう。
引越しシーズンは、もうすぐそこです。出来る限り業者も、お客様と笑顔で挨拶をして作業を終了させたいと思っています。
迅速丁寧な対応を心がけます。
便利屋ファミリー江東木場店
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