ファミリーサイズの大型冷蔵庫が壊れてしまったので回収してほしいというご依頼でしたが、ちょっと特殊な状況でした。
500リットルサイズの4ドアで、かなり大型の冷蔵庫でしたが、そのままではどうやっても家の外に出せないので、家電屋さんや他の不用品回収業者に断られたそうで、当店にご依頼いただいたそうです。
どうやっても出せない状況とはどういう状況なのか?
まず設置場所ですが、戸建ての3階部分に設置されておりました。
そして戸建てではよくあることですが、通常のルート、いわゆる人が生活で通る導線(階段)での搬出入は不可能な状況です。
戸建の階段はあまり広くなく、大型の冷蔵庫は物理的に通らない場合が多いんです。
では設置した時はどうやって設置したのか?これも近年の戸建てでは一般的ともいえる搬入方法ですが、いわゆる「吊り上げ」と呼ばれる方法でお部屋の中に入れたようでした。
じゃあ吊り上げて入れたのなら、吊り下げて降ろせばいいんじゃないの?ということになりますが、今回は冷蔵庫を入れた後に、吊り上げて入れた窓部分をリフォームしてしまい、お部屋から出すことができなくなってしまったのです。
こうなってしまうと、どうやっても物理的にお部屋から出す方法がありません。そんなわけで、今回はお部屋の中で冷蔵庫を解体するという最終手段を取ることになりました。
解体する、といっても冷蔵庫は組み立て家具を解体するような感じで簡単に解体、というわけにはいきません。
結局はぶった切るしかないので、作業はちょっと大掛かりなものになってしまいます。
作業に入る前に、冷蔵庫の設置されているフロアに十分な作業スペースを作ります。そしてスペースを作った後に床に養生材を敷いて、床への衝撃、キズなどに備えます。
大型冷蔵庫を作業スペースまで移動して寝かせます。作業員2名で慎重に移動して、解体作業に取り掛かります。
はじめに、取り外し可能な引き出し類を全て取り外します。その後、ボルト類で固定されているだけのパーツも極力取り外して後の作業に出来るだけ邪魔にならないようにしていきます。
そしていよいよ解体作業です。グラインダーなどでぶった切り、状況に合わせてバールのような物でバキバキと解体していきます。
色々と危険が伴う作業であることはご想像いただけると思いますが、何と言っても家を壊さないよう、作業に細心の注意を払わなくてはなりません。
これが屋外であれば、あまり気を遣わずに小さくしてもいいんですけどね。
事前に導線を計測して、4分割すればお部屋から出せる計算だったので、3カ所を切断します。
切断する箇所は内蔵されているパーツの関係で、最適な箇所を見極めて切断する必要があります。
解体した全ての物を運び出して、作業は無事終了しました!お客様にも「どうしようもなかったから本当に助かった!」と、とても喜んでいただくことが出来ました。
今回のような特殊な状況でも、当店は作業が可能です!大型家電の処分にお困りの方は、便利屋ファミリー江東木場店にお問い合わせください!詳しくは不用品回収のページを参考下さいませ。迅速・適切に回収いたします。お見積もりは無料です。是非お気軽にお問い合わせください!
便利屋ファミリー江東木場店
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