以前、伸び切ったオリーブの木を剪定してほしいというご依頼をいただいたお客様から、再度お問い合わせをいただきました。
都会のお庭でのシンボルツリーとして人気のオリーブの木ですが、植えてから10年くらい経過して、このくらいの大きさまで成長してしまうと、扱いが大変になります。
また毎年のお手入れが欠かせません。放っておくとお隣さんや、公道に張り出してしまい、ご近所迷惑が懸念されます。電線に架かってしまったりすると、台風の時が心配ですね。
さて、早速作業に入ります。今回の高さ4~5m程のオリーブの木ですが、住宅地のど真ん中で切り倒すので周辺への配慮が欠かせません。
あらかじめ、作業をすることをお客様にご近所に周知していただいておりましたのでスムーズに作業に入ることが出来ました。山の中で作業をしたり、広大なお庭の中の一本を切り倒すのであれば話は簡単なんですけどね。都会は色々と気を使います。
公道で通行人にあたったりしないよう、また切った枝などがお隣さんに入って迷惑をかけないよう、注意しながらの作業です。
上の方から少しずつ、無理のない大きさで切って、切り取った枝や葉っぱを拾い集めていきます。
今回のようなケースは、本来であれば「伐根」と言って、まあ簡単に言えば根っこから引き抜いてしまうことが望ましいんです。
木の生命力は本当にすごくて、切り株を残しておくと根っこが元気であれば、切り株の縁から新しい木の枝がどんどん出てきます。
ただし、今回のケースは根っこを何とかしようと思うと、木の周りにキレイに敷いてあるタイルであったり、オリーブの木のすぐ近くにある池への影響だったりが懸念されてお勧めできませんでした。
そういった理由から、お客様のご希望で出来る限り地面と一緒の高さになるくらいまで、切り株を残さないような感じで切ってください、というリクエストになりました。
はっきり言ってなかなかに難しいリクエストでしたが、可能な限りお客様のご希望に添うよう、作業をさせていただきます。
そこからが時間がかかるのですが、少しずつ、周りを傷つけたりしないよう、切り株をカットしていきます。周りを傷つけたりしないことも勿論ですが、電動工具も木以外の物を切ってしまうと壊れたりするんで、そういうことにも気を使います。
これできれいな砂利を敷いたりすれば、いい感じになるのではないでしょうか。
お客様は、こちらの場所に植木鉢に植えた木を置くとのことでした。お手入れを考えると、直植えよりも、その方がよいかもしれませんね。
途中に大雨が降ってきたりして中断しながら作業を進めました。
大きくなり過ぎた木はお手入れに手間がかかりますが、その手間からは解放されますね。
最後に周辺をしっかりお掃除して、作業は終了です。無事に無事故で完了しました。
お客様にもとても喜んでいただくことが出来ました。
前回の記事にも書きましたが、本当に素敵なお庭なんです。お家までの導線上にはオトコゴコロをくすぐるような、様々なアイテムがセンス良く配置されています。ひときわ目を引くお釈迦様を模したレリーフは何でも外国の有名な製作者の方の作品だとか。
子供の頃は庭に池を持つことが夢だったなー。都会育ちの便利屋ですが、子供の頃は虫や水生生物が大好きな子供でした。
お客様も同じような思いを持っていたとのことで、大人になって実際にお庭に池を作ったとのこと。そんなお庭をとっても羨ましく思った便利屋でした。
便利屋ファミリー江東木場店
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