最近は古いお住まいをリフォームする、というのは一般的なものとなっているようです。
実際問題、建て替えるとなると、建て替え工事中はどこに住むかとか、そういうことも含めた予算の問題だとかをクリアするのが難しいですね。
一軒丸ごとのリフォームから、部分リフォームまで、リフォームはご予算に応じて色々とご自身の不満や不便が解決できるので、建て替えよりも現実的な手段なのでしょう。
ただしリフォームする時、注意しないと今回のようなことが起こります…
洗濯機が脱衣所から出せない
今回いただいたご依頼は、洗濯機が壊れてしまい、買い替えようとしたところ、脱衣所の入り口がリフォームによって狭くなってしまったため、脱衣所から古い洗濯機を搬出することが出来なくなってしまい、家電量販店に設置作業をお断りされてしまったそうでした。
家電設置業者に相談したところ「洗濯機を解体するか、脱衣所入り口をリフォームしなおすかしか方法はありません」と言われてしまったそうです。
脱衣所入り口をリフォームは予算的に厳しいです。そんなことから洗濯機を解体して搬出してくれる業者はいないか?と探して、当店を見つけて下さったそうでした。
洗濯機を解体
そんなわけで現地入りし、さっそく洗濯機を解体していきます。まずは脱衣所の床を養生して、その上にまな板にコイをのせるかの如く、洗濯機をセットします。
洗濯機は分解洗浄などもよく行うので、便利屋は分解作業には慣れております。上部のパネルと蓋部分を取り外し、パルセーターを取り外しにかかったところで、分解洗浄の際にもつまずく場所で今回もつまずきました。
写真のパーツ、いわゆるパルセーターという部品で、洗濯機の底にある潮流を作り出すスクリューのような部品ですが、これが使用状況によって洗剤等で固着してしまうケースがあります。
今回はまさにそのケースで、ネジを外してもびくともしません。
写真のようにネジをねじ込んで引き抜きやすくしても全く動きませんでした。
仕方がないので、パルセーターを取り外さずに作業を進めることにしました。乱暴な方法を採れば外せますが、それにかかる時間と安全性など、色々な要因を考慮して今回は取り外さないでの作業がベストだと判断しました。
今回の一番の難関作業だったのが、こちらの洗濯槽と、その周りの桶(?)の部分の取り外しです。
結局パルセーターを取り外せなかったのもあって、分解作業が甘くなった為、重量がある状態で搬出しなくてはならなくなったことが難易度をあげた原因です。
作業場も脱衣所なので、スペースに余裕はない為、うっかりぶつけて家屋を損傷させないよう解体後、慎重に運び出しました。
外装のみになれば
洗濯槽を搬出して、あとは外装のみとなりました。一言で言えば「このパーツだけが出せない」ということになるので、ここまでくればあとは潰すなり、変形させるなり、切断するなりして搬出すればよい訳です。
というわけで、今回は変形させて搬出することにしました。メジャーで搬出経路を測り、安全に搬出可能な大きさまで変形させて無事に外に運び出しました。
無事に作業終了!
無事に無事故で解体・搬出作業が終了しました。洗濯機が故障してこの状態では洗濯が全く出来ません。これで新しい洗濯機が無事に設置されれば、またいつものようにお洗濯が出来るようになるでしょう。
ちなみに新しい洗濯機は問題なく設置できるサイズの物を購入出来たそうでした。
リフォーム後に洗濯機や冷蔵庫が家から出せなくなってしまった、吊り入れた時の経路に建物が建ってしまって吊り降ろすことが出来なくなってしまった。そんなお困り事がございましたら、ご相談いただければと思います!
便利屋ファミリー江東木場店
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