30年以上も江東区に住んでいると、昔はよく行った場所でも、近頃は全く行かなくなってしまった場所があったりします。先日、仕事を終えた帰りに「猿江恩賜公園」(さるえおんしこうえん)に立ち寄りました。
時間があったのと、現場がすぐ近くだったという偶然からですが、懐かしい思い出とともに自分も歳を取ったもんだ、なんてよくある感想とともに園内を散策して…
子供の頃、便利屋は亀戸に住んでいたのですが、この「猿江恩賜公園」は両親に連れて行ってもらうのがとても楽しみな公園でした。広大なスペースと、たくさんの水場がある公園でして、近所には水場のある公園などがなかったので、時折見かけるギンヤンマであったり、池に生息する水生生物であったりは、なかなかに少年の心をひきつけたものでした。
現在の公園としてのメインである北園は全面開園が1983年(昭和58年)とのことだったので、子供の頃は開園して間もないころに行っていたんだということを知りました。そういわれてみると子供の頃は毎年水が張られていた「じゃぶじゃぶ池」や「水路」の水が枯れております。もう夏休みに入っているのですが、このまま水は張られないのでしょうか。
施設の老朽化からか、行政の予算の都合か…子供の頃に楽しんだ者としては現代の子供達にも楽しんでもらいたいと思うのですが、行政担当の方、いかがなものでしょうか?
北園南にある「ミニ木蔵」は水がしっかりと張られていて、たくさんのハスが浮かんでおります。琵琶湖や岐阜県で蓮の花の群生が原因不明の壊滅状態になっているとのことですが、ここは大丈夫なようですね。
公園にはテニス場などもあってテニスプレーヤーたちでコートは全面が賑わっております。その他、バスケットゴールなど健康遊具も多いのがこの公園の特徴ですね。
江戸時代は徳川幕府の貯木場だった猿江恩賜公園ですが、東京大空襲で被害にあった焼死者の方々の仮埋葬地であったことは、あまり知られていない事実ではないでしょうか。
東京大空襲の被害者の埋葬地には必ず桜を植えたという逸話通り、こちらの公園(特に中央広場)も桜の季節は江東区内有数の桜の名所になります。
南園に移ると江東区立のコンサートホール「ティアラこうとう」があります。ここでは結構有名なオーケストラ公演やジャズ・ロックコンサートや演劇などを観ることが出来るところです。その他にもバンドマンには嬉しい、いわゆる「貸しスタジオ」的な練習室が安い価格でレンタル出来ます。町場の貸しスタジオよりかなり広いのでオススメですよ。
南園にはあまり遊ぶ場所はないので、子供の頃は来たことがありません。でも来てみるとうっそうとした池があったりして、子供の頃に来ていたら楽しかっただろうな、と思います。
日曜日などは園内に出店なども出て、1000円あれば家族で楽しめるおすすめスポットですね。江東区はこういった安くて楽しめるスポットが多いので好きです。
便利屋ファミリー江東木場店
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