オリーブの木を剪定（江東区）

　今回は成長しすぎたオリーブの木を剪定してほしいというご依頼をいただきました。

　庭木の剪定は植木屋さん・造園屋さんに頼むとなかなかにお金がかかります。確かな技術と職人技で、芸術的な仕上がりになりますが「そんなにしなくていいから安く、手早く、すっきりしたい！」という方には当店の庭木の剪定はおすすめです。

　今回ご依頼いただいたオリーブの木はご自身でも剪定されていたとのことでしたが、上に伸びすぎてしまったので高い部分だけを剪定してもらえないかということでした。

　木が生育し始めてから剪定すると、切った先から水分（養分も）が出て蒸発して木が弱ってしまうのです。オリーブに限らずですが、町中の街路樹なんかの剪定作業も冬の間にやっているのをよく見かけると思います。あれは落ち葉をまき散らさないようにすることと、次のシーズンに向けた木のメンテナンス、両方の目的を木が休眠中のうちに済ましてしまおうということで作業しているのです。

　さて、剪定作業に入ります。まずは上に伸びすぎた幹を切ります。当店の剪定可能な木の最大直径サイズは10㎝ですが、今回は10㎝以内だったので切断が可能でした。単純に太すぎるとノコギリで切れなくなってしまうのです。チェーンソーなどが必要になってきます。

　実は剪定作業よりも、剪定した枝のお片付けの方が時間・料金ともにかかります。剪定したらそれでお終い！ということでしたら料金は１時間分で済むと思います。剪定した枝のお片付けが入ると、剪定時間の２倍くらいの料金が別途でかかると思っていただければと思います。

　作業を終えるとだいぶすっきりしたオリーブの木になりました。これだけ切ってもオリーブはすぐ成長するので、すぐに枝葉を取り戻すことでしょう。ただし電線にかかる心配はなくなったと思います。

剪定後の写真に不安を覚えた方もいらっしゃるかもしれませんが、2か月も経過すると、この通りしっかりと枝葉を取り戻します。

もっさりしていた時と比較すると、なかなかいい感じではないでしょうか。本当に樹木の生命力はすごいものですね。