江東区にてインターネットで購入したエアコンの取り付け工事

　インターネットで購入したエアコンを取り付けてほしいというご依頼を受けてお伺いしてきました。

　エアコンをインターネットで購入する場合、ある程度の知識が必要になります。まず取り付けるお部屋に対しての適正なエアコンのサイズであるかどうか？取り付ける場所は「標準設置」と呼ばれる一般的な工事で対応可能か？

　最低でもネットで購入する段階で間違うことが出来ないのはエアコンのサイズですかね。最近はネットで分かりやすくスペックを記載している場合が多いので「6畳用」や「10畳用」と記載されている中で、取り付けるお部屋のサイズに合ったものを選ぶとよろしいかと思います。

　「標準設置」とはエアコンを取り付ける場所が以下の条件を満たしていることになります。

⇒配管穴は壁を「まっすぐ」貫通しているだけであること。

上記が基本的な標準設置と呼ばれる条件になります。正確に言えば配管の仕上げ方、プラロックの取り付けなどと言ったこともあるのですが、取り付け可能条件だけを羅列してみました。

2000年代以降に作られたマンションであれば7～8割は標準設置に当てはまると思います。戸建てや古い集合住宅なんかは標準設置工事に当てはまらない場合も多いので、インターネットで購入するよりも対面式で質問しながら購入可能な家電量販店なんかで購入された方が良いかもしれません。

　今回はお手本のような標準設置工事でしたので追加料金はかからずに施工出来ました。ちなみにエアコン工事でよくあるつか料金がかかる条件は以下のようなものが多いです。

エアコン取り外し・回収作業がある場合は想定費用5,000円から10,000円ほど。

室内外で穴の位置が異なる場合、隠ぺい配管と呼ばれる工法での取り付けになります。別途で見積もりが必要な場合が多く、工事料金もとても高くなります。想定費用30,000円以上。

エアコン専用のコンセントがなく増設をする場合、追加料金がかかります。また既設コンセントが100Vで取り付けるエアコンが200Vのものだったりする場合、コンセントの仕様を交換しなくてはなりません。

ブレーカーの位置にもよりますが想定費用12,000円から20,000円ほど。

配管穴が開いていない場合、追加料金が発生することがございます。木造戸建ての場合は比較的安価、あるいは標準設置工事料金に含まれる場合も多いですが、コンクリートやタイル壁などに配管穴を開ける場合は想定費用15,000円程度を見ておいた方が良いかもしれません。

室外機を天井から吊り下げる、二段に重ねる、壁面に取り付ける、屋根に置くといった特殊な設置が必要な場合は追加料金がかかります。想定費用15,000円以上。

エアコンの配管は標準設置工事では「化粧テープ巻き」と呼ばれる方法で完了しますが、配管の見た目をキレイにしたい場合、化粧カバーと呼ばれるプラスチック製のカバーを取り付けます。

屋外の場合は２ｍまでで8,000円程度が想定費用ですが、屋内側は手間がかかるので少しの距離で20,000円くらいかかってしまうことも多いです。配管を何か所曲げなくてはいけないかによって料金は変わります。

　エアコンを取り付けてきたという話が大分広がってしまいましたが、エアコン工事はお客様のお住いの設置する状況によって結構料金の変動がございます。

　これは大手家電量販店で購入された場合でも変わりません。

　施工当日に追加料金がかかるということも珍しいことではないんです。隠ぺい配管だったりした場合、その料金の高さに驚かれてご納得いただけないようなお話も昔はよく聞いたことがあります。最近は家電量販店窓口でも事前にヒアリングを行ってある程度は事前に想定費用をお伝えしているみたいですね。

　当店で施工する場合でも念入りなヒアリングを行ったうえでの施工になります。ちょっと質問が多くなってしまうのですが、面倒がらずにお付き合いいただければと思います。

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