リピーターの方より、天井灯(シーリングライト)が暗くなってしまって交換してほしいというご依頼をいただきました。
何でも購入して3年程のLEDライトなのですが、お正月に突如暗くなってしまい、メーカーに問い合わせたところ、本体ごと交換してくださいと言われてしまったとのことでした。
購入時には販売員に「約10年間取り替え不要です!」と言われて購入したらしいのですが、3年でダメに…お伺いして取り外したところ、すぐに原因は判明いたしました。
照明周りの樹脂部分が触っただけでパリパリと、まるでソフトせんべいの如く、崩れていきます(ソフトせんべいの方が丈夫かもしれないくらい)。
これはおそらくメーカーさんの設計ミスでしょうね。LEDは通常の蛍光灯よりは発熱しない、ということになっていますが、まったく発熱しないわけではないので、長い時間をかけて熱が樹脂にダメージを与えてしまったものと思われます。
プラスチックの種類によって熱耐性はことなりますが、基本的にコストの安いものは耐性が低いです。
LED照明が出始めたころはメーカーさんも、どこのパーツが経年劣化で弱ってくる、またどこのコストを削れば機能を維持しつつ、価格を抑えられるといったことを手探りながらで作成・販売していたのでしょう。
新しく取り付けたLED照明は今回弱っていた部分は樹脂ではなくスチール(多分)で作られていました。そういえば、あまり深く考えていなかったですけど、最近取り付けたLEDライトはみんな照明周りはスチール製でしたねー。
「高いところの電球交換が出来ないから10年電球交換不要と言われて買ったのに!」とお客様はおっしゃっておりました。言いたくなるその気持ちは非常によくわかります。メーカーさん、大変だとは思いますが制作時の計算・想定・テストをしっかりお願いできればと思います。
高いところの電球や蛍光灯、照明器具の交換が出来ない方って結構いらっしゃいます。ご自身では難しい方、苦手な方は弊社にお問い合わせくださいませ!
便利屋ファミリー江東木場店
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