先日も夜も更けた頃、一匹のゴキの出現により安息の時間を奪われてしまったお客様のもとへ、ゴキ退治にお伺いしてきました。

 無事、下手人を駆除した後、お客様からの素朴な疑問をいただきました。

 「コイツらは何処から入ってくるんですか?」

 勿論、色々なパターンが考えられます。ただし、今回お客様のところに行って気になったのは網戸の開け方でした。

 どうやら正しい網戸の開け方を知らなかったようなので、僭越ながらレクチャーしてまいりました。

正しい網戸の開け方って!?

 絵で描くとわかりやすいので今回はお絵かきしてみました。

網戸の正しい開け方

図1.窓を閉めた状態

 網戸のついている窓は、そのほとんどが引き違い窓です。スライドさせて開閉するタイプですね。図にするとこんな感じです。

 窓をピッタリと閉めていると、当然のことながら虫は外から入ってきません。ようは外へのアクセスポイントに虫が入る隙間がなければ、虫は入ってこないわけです。

 そして、やや気温が暑いくらいの時。冷房をつけるほどでもない。窓を全開で網戸状態にするほどでもない。でも、ちょっと外の空気がほしいな…

 そんな時、窓を中途半端に開けて、網戸状態にしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

中途半端に網戸を開ける

図2.中途半端に窓を開けた状態

 お判りでしょうか。このような状態にしてしまうと、網戸とガラス戸の間に隙間が出来てしまうのです。勿論、泥棒や猫などの動物は入ってこれない隙間ですが、ゴキブリや蚊であれば、やすやすと入ってくるでしょう。

 今回のお客様も、知らずに中途半端な窓の開け方をしていらっしゃったようなので、お伝えしてきた次第です。

 害虫を家に侵入させない為には、中途半端な窓の開け方はせずに、窓と窓の枠の部分の重なりをしっかり意識して開けることが大事です。

 秋口のこの季節、窓を開けて網戸の状態で風通しがいい部屋は気持ちの良いものです。

 網戸は害虫の侵入を防ぐことが出来るものなので、正しく使いたいものですねー。

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