台風で倒れた物置の解体・回収・処分

　今は冬。目の前に「転がっている」大きな物置を見ながら、去年の夏に襲来した台風を思い出します。

　去年の台風は本当に酷い被害を今後の日本が不安になるレベルで、そこかしこに残していきました。当店にも台風被害に関連する様々なご依頼をいただきましたが、物置の倒壊・回収依頼も多かったです。

　今回のご依頼は台風で倒れた物置を処分したいので解体して回収してほしいというご内容でした。現場は見晴らしのいい屋上です。周りの景観を遮る大きなビルなどはなく、逆に言えば吹きっさらしで風が360度、どの方向からも風が吹いてきます。台風直撃の際には逃れようがないと言えます。このようなロケーションでは今後は物置などは置かない方が良いかと思われます。

　今回の物置も欄干部分に針金（ワイヤーのようなもの）で固定していたにも拘わらず、引きちぎるように台風に飛ばされて倒れたようです。ニュースでは見ていないですが、こういった屋上の大型設置物が台風で自宅敷地外に飛ばされて、とんでもないことになったということもあったりするのではないでしょうか。

　倒れた物置を元に戻す場合、物置の中に沢山の物を収納して、かつ入口が下を向いて倒れてしまった場合、起こすのが非常に難しいです。

　重くて持ち上がらないというのもありますが、中の物の重量で物置が歪んでしまったりして元通りには使えなくなってしまったりします。

　今回は、ほぼ空の状態で倒れたようでしたので、作業員1名で解体・回収出来ましたが条件によっては作業員を増員する必要がございますね。

　ひとつひとつのパーツに分解して屋上から階段で運び出していきます。屋上は5階相当部分でしたので、冬とはいえ汗をかきながら何往復もして搬出しました。

　台風で倒れた物置でお困りの方はご相談いただければと思います。