最近のマンションなどは元から大きな収納がついている場合が殆どですが、昔のお住まいは収納がついている物件は少なかったようです。

布団用の「押入れ」があるくらいで、衣類を収納しておくためには、いわゆる「嫁入り道具」のような立派な衣類収納用のタンスを購入していたみたいですね。

 そんな立派なタンスも、時が流れてお子様たちが巣立ち、生活事情の変化とともに不要になってしまった場合、その大きさから処分に困ってしまう場合も多いようです。

 昔の家具屋さんって、配送から組立、設置まですべてやってくれていたみたいですね。今はそういった工程をお客様にやっていただくことによって安価を実現しているようですが。

 そんなわけで、入れた時のことも覚えておらず、どうやって出せばいいのかわからず、そもそも組み立て式なのかどうかもわかっていらっしゃらないお客様も多いんです。

 今回も粗大ごみで出すにしても家から出す方法もわからないし、そもそも分解できたとしてもマンション下まで持っていける自信もないとうことで、当店にご相談くださったそうでした。

 高さ2m、横幅130㎝サイズの大型のタンスが2つ、壁一面にドーンと設置されております。そのままでは重量があり移動することは難しいので、外せるパーツを一つ一つ取り外していきます。

 一番重いのは扉ですね。中でも大型の姿見がついている扉が重いです。事故を起こさないように注意しながら電動工具で扉を外していきます。

 その後、天板を取り外します。ネジを隠すためにプラスチックのカバーがネジの一つ一つに丁寧に取り付けられております。それらを外した後、固定しているネジを外して、天板が外れるようになりました。

 天板を外すと、このタイプのタンスは収納部分がユニット形式で分解できるようになります。分解できる限界まで分解すると、平均的な日本の住宅は搬出入が出来るようになります。それでも結構大きいんですけどね。

 引き出しがある部分は全ての引き出しを取り出して運び出します。

 全てのパーツを分解、運び出すのに1時間半程かかりました。今回はこのくらいの時間でしたがマンションの構造・外までの導線距離によって作業時間は大幅に変わりますね。

 不要になってしまった大型家具、搬出できるかどうかわからない不用品でお困りの方は、是非ご相談くださいませ。

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