道路の側溝に落としてしまったカギを拾う

　道路の側溝にある路面排水溝（正式な名称はわからないのですが）に落ちてしまった家の鍵を拾ってほしいというご依頼をいただきました。

　いわゆる側溝の雨水が流れ込む排水溝です。お電話でご相談いただいたときは側溝事情を把握しておりませんでしたので「はたして無事にサルベージできるものだろうか？」という感じで現地に向かいました。

　お電話では「排水溝の蓋」とお伺いしていたので色々なタイプの物をイメージしておりましたが、コンクリート造の重量があるものでしたね。心配だったのは「排水溝の蓋」を開けたとしても手が届くのだろうか？とか流れがあったりすると流れてしまっているのではないだろうか？といったことでした。

　手で持ち上げようとすると重く、持ちにくい構造だったのでバールを引っかけて持ち上げてみました。開けてみると汚泥が溜まった状態でしたが手は届く深さのようです。一見すると落ち葉や泥で分からなかったのですが、どうやらそれらしきものを見つけることが出来ました。手を伸ばしてすくい上げてお客様にご確認いただくと、はたして意中の鍵だったようでした。

　お伺いしてみないと出来るかどうか分からないご依頼でしたが、すぐに対応できて無事に目的も達成できて良かったです。なんとも便利屋さんらしいお仕事でしたね。