海外製の縦型洗濯機を回収しに調布市までお伺いしてきました。

 設置した時はベランダから吊り上げて搬入したそうでしたが数十年の時が経過して、そのルートは完全に使用不可となっておりました。

 こうなりますと洗濯機を解体して小さくして階段から搬出するくらいしか手段はありません。

 個人的な感想ですが海外製の家電を入れているお宅は家屋にもこだわりがあるお家が多い気がします。建売のような一般的な造りではなく、導線が少し変わっていたりり、床材・壁材に特殊なものが使用されていることが多く、洗濯機や冷蔵庫といった大型家電の搬入・搬出が難航するケースを多く見てきました。

 便利屋もそうでしたが新しい家に住むと色々やっちゃうんですよね~、こだわりが出てしまうと言いますか。注文住宅を買ったことはないんですがデザインや生活導線、内装なんかにこだわりだすと家電もオシャレにしたくなる気持ちは分かる気がします。海外製品ってやっぱデザインがいいんですよね。

 長年住み慣れて歳も重ねていくとデザインよりも実用主義にシフトしていくものです。メンテナンスのしやすさだとか総合的なことを考えると、結局のところ日本製品にいきつく方も多いのではないでしょうか。

 新しい洗濯機は日本製のものが届くということでしたが、とにかく古い洗濯機を搬出しないことには新しいものが設置できません。そんなわけで古い洗濯機をバラバラに分解して小さくして家から搬出していきます。

 分解するだけなら簡単に出来るのでは?と思ってご自身でやってみようとする方もいらっしゃるのかもしれませんが、ドライバーとスパナ程度では対応できないので、ちょっと難しいかもしれません。

 特に洗濯槽を固定しているボルト・ナットなどは経年で固着していることが多く、それなりの工具を必要とするケースがほとんどです。

 今回もそうでしたが海外製品や国内の一部の製品は水にさらされる場所にあるネジを何故か鉄製のネジでとめてあることがあり、さびて折れてしまうということが多々あります。コスト削減は大事だと思いますが、ここはしっかりステンレス製のものを使ってほしいな、と強く思います。

 今回も案の定、折れてしまったので荒々しい方法を採って何とか解体することが出来ました。スペースの問題もあり難航しましたが無事に出せてよかったです。

 帰りの中央道は事故もあって大渋滞でした。近年若者の車離れ、なんて言われてますが、そもそも若い世代の人口が減っているというのもあるでしょうから、今後はおそらく国内から車の絶対数が減る、ということになりますかね。今の団塊の世代と呼ばれる人口のボリュームゾーンが減った先には渋滞も少なくなったりするのかな、とか河のような赤いランプを眺めながら考えてみました。

 そもそも車の数が減るのは地球環境にとってもいいことだと思いますし、電車・地下鉄を整備してくださったおかげで車を使用する必要性が少なくなったはずですが、それでも若い方に「車離れ」なんて悪いことをしているように言ってしまうのは個人的にはどーなの?とか思います。

 何とか離れ、なんて言ってはいるものの理由を考えてみると当然の帰結、ということが殆どなんだと思います。本当にその流れがマズい、ということであれば本質をとらえて問題の震源地をなんとかしないといけないような気がしますが、結局それが難しいんですよね。

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