今日は神奈川県小田原市まで色々な業者に搬出をお断りされたというドラム式洗濯機を搬出・回収にお伺いしてまいりました。

 最近、遠方からのご依頼をよくいただきます。実際のところ難易度の高い案件に対応してくれる業者が少ない、というのもあるかもしれませんがGoogle先生の意向(というか仕様)が変わったのかな?とも思います。

 当方のサイト作成に関する知識は20年くらい前に身につけたものをベースにしてますので、実は最近のSEO対策なんかは、あまり分かっていなかったりします。その昔はページランクや被リンク対策など、熱心に対策したものですが近年、特にそこら辺が今年に入ってからはAIの影を感じることがあるんですよね。あと迷惑メールなんかもAIが導入されているように感じる。今までのボットでは出来なかったような迷惑メールフィルタのすり抜け方をしてくる時があるし。

 そのうちAIを通して依頼や見積もりの相談をいただくことになるのかなー、とか考えてみますがお客様もAIに業者を探させて、業者もAIで応答して、みたいになると、いよいよ星新一の『肩の上の秘書(※注1)』のような感じになりそうな気がします。基本的にテクノロジーの進化は何らかのストレスから解放されることを目的にしていると思うのですが、果たしてそれが本当にストレスのない社会を構築しているのかというと正直、微妙かな、と思います。その問題は解決しても別の問題が産まれてしまうという意味で、ですが。

 だいぶ話がそれましたが何にせよ遠いところからでも、ご依頼をいただけるということは思うに当店にとって良いことでしょう。仮にAIを通して依頼がきても、結局のところはご本人が最終的に当店を選んでいただいた、というところがポイントになるんでしょうね。

 肝心のドラム式洗濯機は脱衣所の間口をこすりながらであれば搬出できる(かな?)というくらいギリギリの状況でした。

 手持ちのカード内に安全な方法がないのであれば、こすりながらチカラワザで出すしかないのですが今回のロケーションでは脱衣所内に何とか解体できるスペースを確保できそうだったので、時間はかかっても安全第一で洗濯機を解体して搬出することにしました。

 格闘すること3時間程。時間をかけて小さくして、無事にドラム式洗濯機を搬出いたしました。

 帰りは海老名市付近で大渋滞に巻き込まれてしまいましたが、そこは気楽な帰り道。イライラすることなくのんびりと帰ります。どうやら事故渋滞だったみたいですが、これも車の自動運転がいつか解決してくれるんですかねー。

※注1 肩の上の秘書
ショートショートの名手、星新一の一遍。現代における営業トークなどでの本音と建前のバカバカしさをシニカルに書いた名作、というか佳作。

 

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