とある晴れた昼下がり。国道16号を横浜方面から八王子に向かって車を走らせておりました。午前のお仕事を横浜市で終えた後、午後のお仕事は八王子市にて頂いたので移動距離の多い一日でした。

 気温の上昇とともに、移動中の車内の環境が厳しい今日この頃。エアコンを効かせた車内でも窓ガラスを貫通する紫外線は確実に皮膚へのダメージがございます。日差しの差し込む向きと、向かう方角によってはクルマは直射日光から逃れる術がないんですよね。運転席はカーテンとか付けたらダメですし。アームカバーなんかを装備して耐え忍びますが抜本的な解決にはなりません。

 さて今回のご案件は家から出すことが出来なくなってしまった冷蔵庫を搬出してほしいというご内容でした。

 家から出せなくなってしまったってどーいうこと?というのが、そもそもの話になってくるかと思いますが、今回は玄関の扉をリフォームしたことが出せなくなってしまった原因のようでした。大型ファミリーサイズの冷蔵庫は日本の家屋の導線サイズでギリギリに作られていることが多いです。

 搬入するときは「ギリギリでも入ればOKだから出来るだけ大きな冷蔵庫がいいよね!」と思って購入されても、うっかり今回のようなリフォームを行ったりしてしまうと搬出出来なくなってしまう事例も多いんですね。

 冷蔵庫がそのままの形で外に出すことが出来ないのなら冷蔵庫を小さくすればよいのでは?と考えるのは自然な流れかもしれません。ただし冷蔵庫を小さくする作業は豆腐をカットするようには簡単に行うことが出来ません。

 ボルトで固定されていたり、かみ合わせによって固定されているパーツを一つ、また一つと取り外して可能な限り軽く、小さくしていきます。

 こういった作業をするのに一番大事なポイントは解体する作業スペースがあるということになります。

 過去のヒアリングでは家具などが多くて冷蔵庫を寝かせるスペースがない、日用品等が散乱していて作業スペースがない、なんてこともございました。当たり前ですが作業スペースがないと作業が出来ませんので大きなポイントになりますね。

 うだるような暑さの中、冷蔵庫と格闘すること3時間程。無事に冷蔵庫を搬出することが出来ました。最後に少しお客様とお話させていただきましたが、わざわざ遠くからご依頼いただいた理由は「サイトに詳しく色々と書いてあったから」とおっしゃっていただけたことが嬉しかったです。今のご時世、生成AIで「らしい」文章が氾濫している状況ですが、こうやって手作業が誰かに伝わった瞬間というのは嬉しいことですね。

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