家電類は時代とともに、進化とともに形を変えていきます。

 大型の物が同等のスペックのまま、小型化されることもあれば、達成する目的は同じでも形・大きさ・形状自体が変わってしまうなんていうことも多いです。

 例えば冷蔵庫なんかは、ここ30年くらいの中では基本的な形は変わっていないです。性能や扉の枚数が変わっているものの、長方形のあの形状はいっしょですね。

 逆に洗濯機は洗濯するという目的は変わらないものの、形状や機能は大幅に変わっていってます。

 二槽式が主流だった時代が、バブルの始まり頃に全自動一槽式になり、2000年代半ばころから斜めドラム式の物が台頭してきました。基本的には二槽式で脱水の為に洗濯物を入れ替える必要だったものが、全自動一槽式で入れ替えが必要なくなり脱水までやってくれるようになりました。そして斜めドラム式になって乾燥まで一度にやってくれるようになったという進化ですね。

 数年前には洗濯した衣類を自動で畳んでくれるという「ランドロイド」なる夢のロボットが開発されたというニュースを見て「いよいよ洗濯もここまで来たかー」なんて思ったものですが、なんと開発・販売を手掛けていた会社が最近破産したみたいです(!)。

 AI技術、画像認識、ロボティクスを組み合わせた夢のロボットという触れ込みでしたが、まだ技術力とコスト、需要のバランスが追い付いていなかったということでしょうか。販売予約も受けてつけていて価格は185万円ということでしたが、予約した方への返金などは無事に行われているんでしょうかね?

 さて、話が大分脱線してしまいました。洗濯機。洗濯機の話なんです。

 時代とともに変わっていった洗濯機は大型化・重量化が進みました。二層式洗濯機なんかはとても軽いのですが、全自動一槽式になると女性では一人で持ち上げるのは難しいくらいの重量になりました。

 斜めドラム式になると、基本的に80キロはオーバーします。出始めの頃の物なんかは100キロくらいあるものも珍しくなかったですね。

 最近のマンションなんかは洗濯機置き場が斜めドラム式の物を置くような設計で作られています。

 ところがちょっと古い物件の場合、縦型ドラムの物を置く想定で洗濯機置き場が作られており、縦型洗濯機がギリギリで設置できるくらいの設計で作られている住宅も多いのです。まあ東京近郊だけの話かもしれませんが。

 そんなわけで大型化した斜めドラム式の物は、そんな場所に設置する際には無茶なことをしなくてはなりません。

 今回ご依頼いただいたのは千葉県市川市の方からでした。なんでも設置時はお引越し屋さんが数人がかりで持ち上げて、手前の洗面台を跨ぐように設置したとのことでした。

 今回、洗濯機が壊れてしまって買い替えをご希望された際に、搬出を行ってくれる業者が見つからなかったとのことでした。また、お引越し屋さんにも確認したところ、とても高額だったそうです。

 今回はお伺いしてみて、本当に数センチだけ奥行を「削れば」何とか搬出が可能そうだったことから、前面部分を分解して搬出を行うことにいたしました。入れた時と同様に洗面台を跨いで搬出する方法も考えられましたが、安全を考慮したうえで分解搬出の方が良いだろうという当方の判断です。

 周囲の壁を養生した後、二人がかりで搬出いたしました。前面パネルを外して洗面台前を通過させましたが、計算通り無事に出すことが出来ました。

 今後、家電はAI搭載の時代がやってくるでしょう。それに合わせて家電は大型化していくか?それとも小型化していくか?どっちなんでしょうね。AIが搭載されても設置・搬出はまだまだ人間が行うでしょう。

 AIが搭載されたら設置の仕方が悪いと指摘されたりするんでしょうか。「傾きがあるので直してください」とか。ロボットの手足となっているみたいで、それもなんだかなぁ。

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