今回のご依頼は、10年くらい前に購入した斜めドラム式の乾燥機付き洗濯機が家から出せなくなってしまったというお話です。

 最近、ドラム式洗濯機の乾燥機能の調子が悪く「まあ10年たっているからなー、そろそろ買い替えかな」なんて思っていたそうなのですが、先日、家電量販店に買い替えをご相談されたところ、家から出せなくなってしまったことが判明したそうでした。

 家から出せなくなってしまった理由は、家の一部をリフォームしたことが原因です。

 実際に現場にお伺いしてみたところ、どうやっても物理的に出すことが出来ない状況でしたね。吊り下ろしも無理。こうなってくると搬出経路にかかってくる導線の家屋の一部を壊すか、出したいものを壊して小さくするかのどちらかしかありません。

 家を壊すというのは現実的な方法ではありませんので、やはり必要のなくなった洗濯機を壊して小さくする、という方法を採ることにしました。

 幸い、設置場所には十分なスペースがあったので、その場で解体作業に入ります。斜めドラム式の洗濯機は、一般的な縦型一層式洗濯機より、数倍分解に時間がかかります。

 いろんなパーツが複雑に絡み合い、格納されていて、日本の技術ってすごいなー、と思わされますね。


 ここ10年程で幅を利かせてきた斜めドラム式の洗濯機ですが、実はドラムが横を向いている方式の洗濯機はかなり昔からあります。

 ご家庭用ではありませんが、コインランドリーなんかは昔からドラムが横を向いていますしね。欧米ではむしろ縦型よりも横型ドラムの洗濯機の方が主流みたいですし。

 これはお国の事情ですかね。基本的にはドラムを横にすると洗濯機本体を大きくする必要があるので、場所を取ります。

 また重量も重くなります。重量が重くなるのはドラムを横にすると脱水モードの際の遠心力が、ドラムを縦にした状態よりも働きやすくなるため、縦型ドラムの本体重量のままドラムを横向きにすると、本体が暴れやすくなってしまいます。

 横向きドラムの遠心力に耐えられるようにするため、それなりの重さが必要になってくるんですね。

 横向きドラムの洗濯機は1950年代には日本でも販売されていたらしいですが、それらの問題から家庭用としては普及するまでに至らなかったみたいです。

 日本のメーカーのたゆまぬ技術革新により、その辺りの問題をクリアして、ようやく2000年代になって家庭用として普及できるまでになったのでしょうね。

 分解してみると昔は到底小さくすることのできなかったパーツなどを小型化・電子化して隙間に格納して家庭用サイズになっていることがわかりますねー。

 無事に搬出導線を通せるくらいのサイズまで分解して、全てのパーツを運び出しました。

 新しくご購入される洗濯機は、ちょっとサイズが小さくなるのですが、問題なく家の中を通すことのできるサイズのものを選んだとのことでした。メーカーさんも最近の日本の戸建て事情を分かっているでしょうから、都会の戸建て向けのスペックの製品も販売していらっしゃるのでしょうね。

 今回のようなケースでお困りの場合は、一度ご相談いただければと思います。色々なケースにも、柔軟な対応と出来る限りのベストを心がけます。

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