いわゆるゴミ屋敷状態のお部屋の片づけを手伝ってほしいというご依頼でした。お引越しをするにあたって、一言で言えば「必要のない物は処分してほしい」という内容なのですが、膨大な量の必要のない物があってご自身では出来ないという感じです。
明確に必要のない物が分かっていて「コレとコレとコレを持って行ってね」という場合は作業が簡単なのですが、今回は必要な物を発掘し、不要な物を仕分けるところからのお手伝いとなります。
当然、膨大に時間(料金)がかかってしまうのですが、今回はその点をご了承いただくことが出来ました。だからと言ってダラダラ作業するわけではないのですが、やっぱりビジネスなのでその点を事前にご留意いただく必要があります。
不要な物を可燃ごみ・不燃ごみと仕分けていきます。また個人情報を多く扱うお客様だったので、不要な個人情報入りの書類をひたすらにシュレッダーにかけていきます。
シュレッダーがけ、結構時間がかかるんですよね。大きな会社のオフィスモデルなんかはドバーッと大量にシュレッディング出来るんですが。個人宅に持ち込めるシュレッダーはせいぜい一度に15枚程度が限界なんで大量にあると大変です。
今回は一般ごみは事前に管理事務所の許可をいただいた上でゴミ集積所に持ち込みました。大量の場合は許可が出ない場合も結構ありますので、その辺は事前にお客様にご確認いただく必要がございます。
3日ほどかけて何とかお引越しできる状態になりました。一部の不要な大型家具・家電を当店で回収して作業は終了となりました。
「整理整頓が上手な人は仕事が出来る」というお話をよく聞きます。そんな感じの自己啓発本(?)も本屋さんにたくさん並んでおります。仕事柄、他の職人さん達の現場に入ったりすることも多いのですが、確かに腕のいい職人さんの現場は整理されてキレイなことが多いです。一般的なオフィスワーカーの方だとデスクがキレイか雑然としているか、といったところで判断されてしまうかもしれません。
ただし、これはあくまでも一般論。勿論、雑然としたデスクの主でもデキる方もいらっしゃることでしょう。
そしてここからが個人的体験からのお話ですが…いわゆる100人に一人もいない、エリート職(医者・大学教授等)と呼ばれるような方々のお部屋は逆に整理整頓されていない場合が多いような気がします。
実はそういった方々からの今回のようなご依頼って多いんです(同業者の方はあるあるだと思いますが…)。
今回のようにお客様とご一緒にたまったゴミの片付けをすることもあるのですが、普通の方と違うのは、そんな莫大な大量の物を片付ける時も必要な物がどこにあるのかを把握していらっしゃるんですよね。また出てきた物の殆どを覚えていらっしゃるんです。
一般の方からみれば散らかっているだけなのかもしれませんが、ご本人たちの中では、いやご本人たちの頭の中では十分に整理整頓されている状態なのでしょうね。
当方のような凡人と比較出来ないのかもしれませんが、そんなところからも、やっぱりそういった方々は頭のデキが違うんだなー、とか思ってしまいます。
まあ便利屋は凡人なのでメモを取ったり整理整頓をして足りない能力を補って、いい仕事を心がけようと思います。。。
便利屋ファミリー江東木場店
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