桜がいよいよ開花目前です。そしてお引越しシーズンは最盛期を迎えております。
この季節はお引越し屋さんの労働条件は過酷を極めます。大手のお引越し屋さんは労働環境の改善を目標に、繁忙期でも定休日を作ろうという動きが出ているとか。でもそれも非常にわかる気はします。
先日は某キー局の方から、業界意識調査?的なお電話もございましたね。この季節のお引越し業界の過酷な実態を知りたいといったお電話でした。
大手のお引越し屋さんの広報は、ご自身の会社の過酷な労働環境をお話しすることはないと思いますので、当店のような小さなお店にもお話を伺いにいらしたのではないか、と思います。
結局のところ、お引越し業界や物流業界(今はクロネコヤマトさんなども労働環境改善が話題となっておりますね)などは労働力、特に若い方が全体的に不足しているという事かな、と思います。
労働力が集まらない背景には、やはり労働内容と賃金のいびつな関係にあるのではないでしょうか。
商売敵が多い業界は自然と価格競争が進むわけで、価格競争を強いられた業界は過渡期を過ぎると、どうしても従業員への賃金待遇はギリギリのラインで落ち着いてしまうように思えます。
お引越し業界のように、季節によって価格が変動可能な業態はまだよいですよね。物流のように、価格が固定されているものは忙しいからと言って、料金を上げたりすることも出来ませんし…
若い方の数自体が減っているという事もあると思いますが、今の若い方はインターネットなどで情報を集めることが上手く、また賃金と労働条件が合わないな、という場合(イメージによる思い込みの場合もあると想像できますが)厳しそうな業界は敬遠してしまうのかなー、というのが想像です。
そんな資本主義という名の、緩やかな、止まらないルールの中で、我々の業界も色々と変化していくことでしょう。当店も変化にうまく対応していきたいな、と思います。
話がだいぶ脱線してしまいましたが、単身者向け格安引っ越しです。
中野区は結構路地裏の小路が細く、車両の通行が出来ない、出来ても停めて荷卸しが出来ないという場所も多いです。
今回も小路の一方通行にある物件へのお引越しだったので、対応に苦慮しました。
車両が近くに停められないと、お引越し料金は格段に上がります。2トン車プランでもお引越しにあたって、大きなトラックが近くに停められない場合は、軽トラック2台プランや、当店のように2トン車より小さい車両で対応する方が二枠分の料金がかかってもお安く済む場合もあるでしょう。
今回は出来るだけ物件の近くに車両を寄せて、物件の私有地にシートを敷いて、とにかく車両のお荷物を先に下ろして、その後、車両をコインパーキングに入れて新居に運び込みを行いました。
現地の状況や、当日の天気によっても対応が変わってしまうのですが、臨機応変に対応して、出来る限り迅速な作業を心がけます。
ワンルームサイズの小さなお引越し限定となってしまいますが、こういった状況のお引越しも可能な限り対応いたします。
詳しくは単身者向けお引っ越しプランのページをご覧ください!迅速・丁寧な作業を心がけます。
便利屋ファミリー江東木場店
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